請求記号とは
資料を特定するために、ひとつひとつにつけられている記号です。
1段目は「配置記号」「分類記号」、2段目は「著者記号」、3段目は「受入番号」や「版別記号」になっています。 1段目の「分類記号」は、同じ分野の資料がまとまるように、図書分類表(PDFファイル 104KB)(「日本十進分類法」[新訂9版]による)に基づいてつけられています。
1段目
配置記号 |
資料の形態をアルファベットで表します。 |
---|---|
分類番号 |
「日本十進分類法(NDL)」による分類を表します。基本的に、3桁の数字の組合せで、より詳しい分類は4桁目以降に番号がふられます。 (例)760-7603-7604-761 ※楽譜の請求記号は、一段目を「楽譜分類表」に基づき独自分類で表しています。 |
2段目
著者(作曲者)記号 | 「日本著者記号表」による著者記号を表します。基本的に、著者(作曲者)名の頭文字1字と2数字の組合せで、アルファベット→数字の順に並びます。同じ著者記号の2人目以降は、数字の3桁目以降に番号がふられます。 (例)Ta46-To79-To791-U96 |
---|
3段目
受入番号 | 同じ著者(作曲者)による著作が複数ある場合は、受入番号で区別しています。 |
---|---|
翻訳記号 | 原著の翻訳である場合は、アルファベット小文字で表します。 |
版別記号 | 同じタイトルで版が異なる場合は、アルファベット大文字で表します。 |
巻冊記号 | 同じタイトルで複数の巻にまたがる場合は、巻号数を-(ハイフン)数字で表します。 |
複本記号 | 同じタイトルが複数冊ある場合は、カタカナで表します。 |
資料の並び方
資料は、書架の上段から下段、左から右の方向へ、請求記号順に並んでいます。
資料を探す際は、館内に掲示されているフロアマップや、OPACの検索結果の表示される案内を参考にしてください。
配置記号?資料についているラベルの色について
図書?楽譜には、様々な大きさや形のものがあるため、利便上、それらを区分けして並べています。
OPACやカード目録上では、請求記号の先頭に配置記号をつけることで、図書?楽譜本体ではラベルの色で表しています。
図書
資料の形態 | 配置記号 | ラベルの色 |
---|---|---|
普通本 | なし | 赤 |
小型本 | m | 青 |
大型本 | f | 青 |
超大型本 | e | 緑 |
巻子本?軸物 | s | 緑 |
参考図書 | R | 大きさによる |
展覧会図録 | T | 大きさによる |
指定図書 | 大きさによる | 大きさによる + 科目名 |
楽譜
資料の形態 | 配置記号 | ラベルの色 |
---|---|---|
スコア&パート譜 | s | 袋入り |
小型楽譜 | k | 緑 |
大型楽譜 | g | 緑 |
ファクシミリ版 | f | 緑 |